壁に穴が空いていて、その穴を覗くと夏の浜辺の写真が見える。水着の人が沢山いる。覗いている時には、何らよく分からないが、見終わって、他の人が穴を覗いている様子を見て、納得するインスタレーション。作品の内容を知らないで、体験して欲しい作品です。
誰もいないときに、並ばず体験できる、と、覗いてみましたが、その段階ではよく分かりませんでした。何だコレ、と思い少し離れて、他の方が覗いている様子を見て、納得でした。これは考えようによっては非常に恥ずかしい。普段、誰かと話している時も、相手の視線で、自分の髪型を気にされているかな、とか、後ろで何か起こったのかな、とか、どこを見ているかで、その人の思考とか、意識の断片が分かることがありますが、この作品は直に自分の視線を周囲にさらけ出してしまうので、知らずに覗いた後で、答えが分かると、ヤラれた感と恥ずかしい気持ちが出てきました。
8.Outline to go
スクリーンからロープが出ている。スクリーンの前に経つと自分の輪郭がスクリーンに投影される。ロープを引っ張ると、毛糸のセーターをほぐしていくように、連動して輪郭線が引き出されたかのように消えて行く。輪郭線を引っ張り切ると、輪郭線の長さが表示される。そんなインスタレーション。
少し奥まった場所にあるので、スルーされていましたが、気持ちいい感覚の作品でした。感覚的には、輪郭線が本当にロープのように思えて、毛糸のセーターをほぐしている時の気持よさを感じます。また、スクリーンへの輪郭線の写り方によって、意外と長さが変わることも少し驚きでした。
9.lost property わすれもの
普通のドアがあり、横に小型のライトも置いてある。その特殊な光をだすライトで、ドアを照らして走査すると、模様のようなものが見つかる。空き巣の証拠や照合に使う耳の跡らしい。警察からの出展のよう。インスタレーションになるのかな。
この光がどういうもので、どの体液を検出しているのかは、分かりませんが、こういう証拠集めもされている事を始めて知りました。また、耳の跡で個人を特定できるという事、そして、そういう研究もされていたのだなぁ、と。地味な作品ですが、話の小ネタとして、面白いと思います。
10.休憩所
テレビと長椅子がおいてあり、テレビには誰かの生涯を追ったドキュメンタリーのような映像が流れている。一見、普通の休憩所のように見えるが、会場の最後の方でネタばらし。監視されているということと、気を抜いた時の自分の態度が映像化されている。
これは初見で気づく人は殆どいないと思います。手足を伸ばして、休憩していると、「何?あの人、態度デカイ」と裏で指をさされています。少しやらしさを感じますが、嫌いではないです。今回の展示方法、それ自体も面白いのですが、ネタばらしの映像に使われている映像も、幾何学的な気持よさがあります。
パーソナルスペースのようなものを画面に表示して、他人との距離に応じて、スペースの形状を変えていくアルゴリズムは同じだと思うのですが、動きを伴う場合、スペース境界線の変化が気持ちいい。映像としての楽しさもありますが、個人のパーソナルスペースの情報を加えられると、もっと別な感じ方になると思います。脳波で自動的にスペースを設定する事も出来るかも知れません。ARアプリにも応用できそうな気がします。映像表現に留まらず、その先の応用というか、ネタツールにもなりそうです。
人の認識は天井のカメラを使っているようですが、単純な色認識ではなく、赤外線カメラを使っているのかな、と見ましたが、さて。
11.ふるまいに宿る属性
入場前に登録した腕の動きを再現すると、自分もしくは、自分に近い動き方をした方の名前がスクリーンに投影される。
単純に凄いと思いました。何気なく腕を動かすと、本当に自分の名前が出てきました。逆に、意識して、違った動きにすると、名前は出てこず。こういう研究をされている人も要るのだなぁ、と、そして、その検出がそれなりに出来る、というのはスゴいなぁ、と。
腕の動きを検出する際、リモコンのようなものをもって、腕を動かすのですが、どういったセンサーを使っているのか、その検出情報から何を抽出しているのか、そういう技術的な面でも興味を覚えました。KDDIの研究所が参加していて、研究らしいなぁ、と思う反面、どこに応用を考えているのだろうか。
単純に凄いと思いました。何気なく腕を動かすと、本当に自分の名前が出てきました。逆に、意識して、違った動きにすると、名前は出てこず。こういう研究をされている人も要るのだなぁ、と、そして、その検出がそれなりに出来る、というのはスゴいなぁ、と。
腕の動きを検出する際、リモコンのようなものをもって、腕を動かすのですが、どういったセンサーを使っているのか、その検出情報から何を抽出しているのか、そういう技術的な面でも興味を覚えました。KDDIの研究所が参加していて、研究らしいなぁ、と思う反面、どこに応用を考えているのだろうか。
12.頭の中の散らばり方
著名な方のパソコンのデスクトップをそのまま再現しての静的な展示。
パソコンのデスクトップって、その人の整理の仕方や人柄のようなものが見えて楽しいです。また、精神状態も反映しているかも知れません。忙しいと、連番の「新しいフォルダ」や「tmp」フォルダがたくさんあったりして。この展示も、何となく言われてみると、そんな雰囲気を持っているように感じました。使っているパソコンもフォローしているのかな。
著名な方のパソコンのデスクトップをそのまま再現しての静的な展示。
パソコンのデスクトップって、その人の整理の仕方や人柄のようなものが見えて楽しいです。また、精神状態も反映しているかも知れません。忙しいと、連番の「新しいフォルダ」や「tmp」フォルダがたくさんあったりして。この展示も、何となく言われてみると、そんな雰囲気を持っているように感じました。使っているパソコンもフォローしているのかな。
13.金魚が先か、自分が先か
解説や事前知識なしで体験して欲しい作品。部屋に一人で入る。洗面所のような内装。目に付く鏡。鏡に写っている金魚。でも何か違和感がある。何だ?というような作品。
これはタイトルからして、まさにそう。解説文の中にも少し書いてあったけど、実際に体験してみて、ほう…、となります。映画なんかでも、たまにこういう描写があるのですが、意外と違和感を感じない。不自然な事なのに、別なところに意識が行くと、脳内でフィルターがかかってしまうのかもしてません。仮に、金魚がいなかったら…。注意をそらす何かがあること。視線誘導で、本質的な物事から、思考をそらしてしまう。見えていること、今回は、逆に、見えていないこと、でしたが、センサーとなる眼ではなく、実は脳が行っているんだな、と改めて思いました。
しかし、この展示、地震が来たり、イタズラされたりしちゃうと致命的になるかも知れませんし、その設置は、かなり大変だっただろうな、と想像します。
以下の作品は、また後ほど。
解説や事前知識なしで体験して欲しい作品。部屋に一人で入る。洗面所のような内装。目に付く鏡。鏡に写っている金魚。でも何か違和感がある。何だ?というような作品。
これはタイトルからして、まさにそう。解説文の中にも少し書いてあったけど、実際に体験してみて、ほう…、となります。映画なんかでも、たまにこういう描写があるのですが、意外と違和感を感じない。不自然な事なのに、別なところに意識が行くと、脳内でフィルターがかかってしまうのかもしてません。仮に、金魚がいなかったら…。注意をそらす何かがあること。視線誘導で、本質的な物事から、思考をそらしてしまう。見えていること、今回は、逆に、見えていないこと、でしたが、センサーとなる眼ではなく、実は脳が行っているんだな、と改めて思いました。
しかし、この展示、地震が来たり、イタズラされたりしちゃうと致命的になるかも知れませんし、その設置は、かなり大変だっただろうな、と想像します。
以下の作品は、また後ほど。
14.心音移入
15.1組・2組・3組・4組
16.After Image
17.Home of the Heart I
18.2048
19.MICHELLE: FIND THIS MAN
20.トポグラフィカル・アナロジー
21.新しい過去
22.佐藤雅彦さんに手紙を書こう
0 件のコメント:
コメントを投稿