2011-07-03

インタラクティブ3Dエフェクトライブを観てきた
#SonyGenki

水口哲也さんのツイートを見かけて、買い物のついでに観てこようと思い立つ。

国内初”参加型3Dライブ”開催 インタラクティブ3Dエフェクトライブ

水口さん自身がツイートされていたライブだけではなく、
夕方ぐらいまで、同じスペースで元気ロケッツの3DPVの映像上映もあるとの事。
以前にも六本木で3Dのライブがあって、気にはなりつつも残念ながら行けなかった。
で、今回、期待をして覗いてみた。

3DPVについて

20分構成の映像をループで流していて、時間的に最後のループに何とか間に合う。
会場は200インチの画面、表面光沢有り。
席数、ざっと100人ぐらい入れる程度か。
受付でステレオメガネを借りる。おそらく一番簡易な偏光ガラス方式かな。
お客さんは数人。ちょっと寂しい。

映像は、暗さをそんなに感じることなく、奥行きと飛び出しを感じる。
ん、想定範囲の3D 映像。綺麗であるが、おぉ!!という感じは無かった。

『アバター』を観たときにも感じたことだけど、やはり、映像の枠があると、
十分な立体感が感じられない。奥行き方向には、画面の向こうに空間があると感じられるのだけど、手前に飛び出す場合は、枠で映像が切れてしまい、不自然なぶつ切りになってしまう。

こういう不自然さがあると、没入感が削がれてしまう。
一番前で映像の枠がない状態でみるのが一番よいのかも。

ライブについて

ライブ開始まで少し買い物や食事をして時間をつぶす。
開場時間少し過ぎたぐらいに会場入り。
思っていた以上に人が入っている。最終的には立ち見もいた模様。
受付にて、今回はメガネとケミカルライトを借りる。
このライトを振って何かするらしい。

会場の様子が映像をして画面に映し出されている。
ケミカルライトを動かしてみよう、的なコメントと
ハッシュタグが画面に表示されている。
通常のカメラを使っているようで、少し暗い会場では、
ぼやけた人物像と目立つケミカルライトの映像。
ライトを振ると、映像にエフェクトがかかって表示される。輝度での判断かと思いきや、
会場に入ってきた人自体にもエフェクト掛かっている。他にも気づいた人がハンカチをバタバタしていたが、それにも反応していた、おそらくは映像変化の速度とか、オプティカルフローとか、そういう情報を使っていそう。
少し処理が重いのか、実際の動作と映像のエフェクトにタイムラグがある。

ライブ開始。
宇宙服の人が登場、中身は水口さんか、と思いつつ。
宇宙服の人会場を盛り上げに係る。
映像、会場の様子を映しだし、ケミカルライトの動きにエフェクトがつく。
宇宙服の人、DJブースへ移動。
女性ダンサー登場。映像、元気ロケッツのPVになる。
メイン画面の左右、タイミングを合せて、インタラクティブフェーズの表示。
会場の”動き”に合せてのイフェクト映像だけど、数がそこそこ多いののと、
タイムラグで、自分の動きと映像が一致できない。
途中、ダンサー中央に移動し、持っているライトで画面にエフェクトを表示させつつ、
ダンス。しかし、ここでもタイムラグ。ちょっと残念。エフェクト自体も少し地味か。
あと、ダンサーが中央に寄ることで、画面からの3D視覚情報と現物の視覚情報が重なる。
そうすると、新たな”枠”が出来てしまって、画面からの3D情報が不自然になってしまった。
ステレオ視を使ったライブはまだ少し考える余地がありそう。

途中、空を飛ぶシーンと共に前方から風。これは少し面白い。

常にインタラクティブに何か出来るというわけではなく、
インタラクティブモードへの切り替えがあって、
その切替をサブ画面でアナウンスしているのだけど、
この方法は、悪くはないけども、今は違うの?ってなると多少冷めるように思う。

音も少し割れていたか。総じて、少し残念な感想。

映像ベースのライブであれば、予算的にも差はあるだろうけども、恵比寿ガーデンプレイスでの池田亮司さんのライブの強度、初音ミク2010の存在感、にはちょっと及ばないかな。

3Dの映画やテレビが出ているけども、
単なる映像としてのみ多少残るかなという程度じゃないかと。
特に、ライブや舞台なんかへの適用は、上手くやらないと手間の割に逆効果になるような。

インタラクティブ性についても、今回は実験的な意味合いが多いのだろうけど、
インタラクティブに観客がどうライブに参加するのか、
単に映像に投影されるだけでなく、そういう所の詰めが今後必要なのかな。
あと、タイムラグはどうにかしないと、
ゲームでもレスポンスが悪いと、イライラしちゃうし。
それに一体感がなくなってしまう。

新しい映像技術を使うなら、ライブプロジェクションの方が、ライブや、そういう系統への導入は進むように思う。

お客はわがままだから、こんな感想を
担当者の苦労なんて知ったこっちゃない、って書いちゃうわけだけど。

でも、こういうチャレンジングな企画をどんどんやって、
良いところは伸ばしていって、改善すべきは直していく。
これぐらいの規模であれば、色々と試せるだろうし、
今後もこういう企画は期待。

今回も駄文をば、失礼。