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2011-01-22

自民党の政策ワークショップを覗いてきた。

導入

石破さんのブログにて、政策ワークショップなるものが開催されると知って、
興味本位で覗いてきました。

と言っても、政策に対してというよりも
焼きそばとか、カレーとか、屋台を石破さんや谷垣さんが出すというので、
お昼ご飯を頂くオプションで、握手でもしてもらおうと言う感じの軽い気分でした。
あとは、ワークショプの中に「大学教育の今後を考える」というのがあって、
少しは参加出来るかなとも思いました。他は雰囲気を見て判断。

屋台にて

開始時間とされていた時間よりも20分ぐらい遅れて、
自民党本部に到着。すでに、報道関係のカメラが多数テントの前に陣取っている。
石破さんがカレーかな?を配っている。いきなりの大物に少し驚く。
しばらく周囲の様子を見る。
区民運動会に使うようなテントが4つ。2つづつ並んで駐車場に設置されている。
2つはお店用、残りは休憩用。
休憩用には机、椅子、机の上にはアルコールもあって、ちゃんとしているなぁと関心。
また、ゴミ箱も定期的に回収されているようで、溢れていることはありませんでした。

さて、お店。
カレー、おでん、焼きそば、お好み焼き、というのは、事前に聞いていたのですが、
石破さんにカレーもらおうと並んでいると、鯨のハリハリを配っている。
ほほぉ、と、チクリとした牽制にニヤリとしました。
そうこうしていると、谷垣さん登場。人だかりとカメラと「ガッキー」という黄色い声が飛ぶ。
年配の女性の方がカメラを片手に結構いる。
鯨のハリハリを食べながら、その人だかりを観察する。
「報道機関の方は、お客さんに場所を開けてください~」との声も上がる。
カメラの人達が陣取って、中には仲な入っていけない様子。でも、
行列が形成されている訳でもない。
鯨を食べ終わったので、よし、と谷垣焼きそばをもらいに行く。
すんなりと、すぐに貰える位置に。谷垣さんに握手してもらって、
焼きそばをもらう。カメラに写ってしまったかも知れない。

カメラの人達が動き出す。見返すと、テレビで見かけたことのある顔がチラホラ。
一般?のお客さんも群がる。
僕はすきを見て、食べ物をもらっていく。
意外にしっかいとしたもので、美味しくいただきました。
石破さんや谷垣さんなど、テレビで見かけた顔の人達は結構動いて、
選挙運動の時のような行動をしていた。
この年代の人達の特有の脂ギッシュな雰囲気、そして、にこやかだけども、
本心は一票としか人を見ていないような感じ、
身近に政治を感じてもらおうとする、こういう催しはいいと思うけども、
その後の本チャンのワークショップの感じも含めて、
政治は閉じているなぁ、という印象。
そして、「ガッキー」という声に、一般の人に対しても唖然とする印象をもちました。
そんなミーハーな感じな人や報道関係以外は、身内の人達のようで、
そんな一見さんお断りな雰囲気が多少ありました。

ワークショップにて

ひと通りのメニューをこなし、テレビで見る顔の方々も引き上げ、
後目立つは石破さんだけのようになり、人も少し引いて、そろそろ落ち着いたかなという所で、
時間は1時前。大学ワークショップまでに1時間ほどあるので、
政権奪回なんとか、というワークショップを覗くも
白い布張りの机にスーツな人達という空気に、即撤退。
近くのマクドで、コーヒー飲みながら文庫で時間つぶし。

大学ワークショップもそんな感じなら、引き上げようと覗くと、
机席には大学生らしき年齢の人達が詰まって座っている。
少し違和感を感じつつも、補助席に座る。
会場は合計50名ぐらい入っていたか、結構イッパイ。
小学生らしき女の子もいて、少し驚く。
配布資料あり。A3かなり厚い。文科省の数値データらしいが、ほとんど使わず。

ワークショップ開始。

石破さん(冒頭10分のみ)の話、その後、
シモムラさん、ホリさん、カワムラさん、コサカさん、イシイさん、ウエノさんと話続き、
ハセさんの仕切りで参加者の意見をつのる。
ハセさんの雰囲気に、あっけを取られる。何とも浮世離れした感じというか、
デカイ声と問答無用な感じの仕切り方、
インテリ武闘な若頭、少し宗教も入っているかも知れない空気。
手を上げるのが遅いと即スルーな感じに、何とも言えない気分になりました。

石破さんの学問に対する理念的な話、
シモムラさんの現状に対する大きな枠組としての問題認識の話は
それなりに理解でき、その他の方々も一般的に理解できる部分もありつつ、でもしかし、
「大学では勉強した記憶がない」とか、「体育会での経験が…」とか、
このワークショップに相応しくない発言が続き、暗い気持ちになりました。

質問は大学生を優先して、ハセさんが当てていく。結構人が挙手をして、割合としては
学生:一般=7:3ぐらい。
大学生は学生らしいなと感じる意見。しかし、これを政策に持って行くには、表面的な印象。
質問的な意見には議員さんからの回答があるも、モヤモヤした印象の回答。
ウエノさん、イシイさんは結局ただ座っていただけでした。

もっと議論したいと思っていた参加者は結構いるんじゃないかなと思いつつも、
時間的な制限も現実問題としてあるだろうし、なかなか難しいのかも知れませんが、
ワークショップ自体の進め方にも問題があるように感じました。

特に議題を明記すること無く、取りあえず、学生の意見を聞く。
別にそれなら、掲示板でいいわけで、
例えば、議題として、
こういう方針で人材育成を考え、その実行のために具体的にはこうしようと思います、
しかし問題点は…、
てな感じでマニフェストなり方針を上げて
それに対しての意見をもらうとか、
参加議員の考えに対して、
疑義や意見のある人を、さらに小集団に分けて、そこで議論するとか、
もう少し有意義になるやり方はあるだろうと思うのですが、
今回は形式的なワークショップと印象でした。

そもそも大学生がこれだけまとまって、事前にそれもスーツで着席していること。
封筒の配布資料も持っていること。
ハセさんから大学名と名前を呼ばれて指名されていた人もいること。
帰りに集団で、リーダー的な人に連れられていたこと。
大学名がそれなりに有名所で文系ばかりだったこと。
そんな事も考えると、彼らがサクラのようにも思えますし、そうなれば、
対外的なアピールだけの形式的なものだったのかなとの邪推も働きます。

大学教育を考えるなら、現役の学生だけでなく、やっぱり、
幅広い人の意見があるべきじゃないかなと思います。
大学教員(っぽい人もいました)、ポスドクの人(っぽい人もいました)、会社側の人、
留学生、海外大学の先生、高校の関係者、役所の人間などなど。
そういう意味でのワークショップなのかと思っていたので、この雰囲気は残念でした。

また、大学ワークショップは比較的入りやすかったのですが、
その後に少し興味があった、「公共事業が日本を救う」という会には、
参加層の顔見知り感に、怖気付いて、逃げてきました。

一般参加型の催しは広くやってもらいたいものですが、
実際に外部からこうやって参加すると、
その内向きな雰囲気というか、硬直した組織で外部を受け入れない雰囲気というのは、
やっぱり表面的なものではぬぐいきれないのではないかなと思います。

大学教育に関しても、党内の部会で色々と考えられているようですが、
教育問題は、それだけでとどまるのではなく、その先に、どう活躍して、どういう影響を世間にしめるのか、
そういう広がりを持ったものだと思います。
大学生の就活問題にしても、根本的には解雇規制が影響しているとの意見も聞きます。

結局は、組織としての国をどう進めていくのか、そして、そのためには、何が必要なのか、
その中で教育なら教育がどうなされるべきなのか、
組織論やマネジメント論でみかけるものの応用だと思っているのですが、
今日ちょっとだけ触れた印象では、どうも政治というのは、そういう単純なものではなさそうです。

多少は議論的な事をして、刺激を受けて、明日以降の活力を、と考えていたのですが、
そういうロマンティックな考えは、現実社会ではなかなか受け入れてもらない無いものですね。

また、だらだらと駄文をば失礼。